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学科長挨拶

札幌大谷大学美術学科が短期大学から4年制大学に改組し、7年目を迎えました。古き良き伝統を継承しながらも、時代の趨勢にあった教育を理念に掲げているのが、本学美術学科の特徴です。
造形表現領域では、絵画・立体という学科の屋台骨を支える分野を配し、力強い作品群を世に送り出し、その成果は広く知られるところであります。メディア表現領域は“人のために役立つデザイン・情報”を理念に掲げ、未来を拓くためのメディア表現を学びながら、産学連携プロジェクト・地域連携各種イベントの企画などに力を注いでおります。
 また、私たち教員が何より力を入れるのは普段の授業です。特に昨年からは芸術学部の枠を超え、社会学部の開講科目も履修できるよう「自由科目」を設け、一般教養が更なる拡張性と奥行きが備わるよう改定致しました。共同制作演習A(舞台)・B(映像)といった学部共通科目は、総合芸術としてのオペラ公演や映画制作などを行う科目で、今年で7回目の公演を迎えます。
殊に美術学科の教職課程に於いては特筆すべきところであり、北海道や札幌市の教員採用に目覚ましい実績をあげています。“美術の先生の免許がとれる大学から美術の先生になれる大学へ”をスローガンに掲げ、教壇に多くの卒業生を送っています。
私は美術大学こそが多くの可能性を秘めている世界であると確信しています。といいますのも森羅万象すべてのものに形があり、そのどこかでアーティスト・デザイナーの意思が宿っていると思うからです。身近にある家具や家電、ネットの世界ではWEBデザインが、食品では特にパッケージが重要となり、服飾、建築、ひいては都市設計に至るまで目につくものすべてに美大卒の先人がなんと数多く関わっていることでしょう。これからの日本をつくっていく若い力と共に、私たちもその礎を担うよう22世紀へ向け、ここ札幌から躍進していきます。

芸術学部美術学科 教授 今 義典
 

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