まちけん主催
FUANワークショップin札幌
を開催しました
2017年3月4日

ワークショップ会場は、若者の活動を応援している㈱北海道アルバイト情報社さんの協力により、本社階下にあるスペースEDiT(札幌市中央区南2条西6丁目)を提供いただきました。 北海道を楽しみたい!という「fun」と、北海道が大好きだ!という「fan」を若者と社会人でつくっていこうという取り組み、第1弾。

「北海道をもっと良くしたい!」 「魅力を知って欲しい!」 「北海道のファンが増えてほしい!」 そんな想いを持って、まちけんで企画したイベント。今回のテーマは 「北海道の魅力を世界に発信する」です。

当日は市内の高校生2人、台湾からの留学生2人、北海道大学、天使大学、北海学園大学、藤女子大学、札幌大谷大学からなる大学生15人と、社会で活躍する大人、計30人が集まりました。 学生と社会人混合の6グループに分かれ、「FUAN」いよいよスタート!

ゲストトーク

ゲストトーク

まず、ゲストとして、市内でゲストハウスwayaを運営する河嶋 峻さんと映像クリエイターの小坂 達広さんに、『北海道の魅力を発信する際の独自の視点』をテーマに語っていただきました。 ゲストハウス視点でのワクワクな企画づくりについてや、“ファン=好き”を作り出す考え方についてなどのお二人の話を伺って、参加者はこれから起こるワークショップに期待を膨らませました。

作戦会議

まち歩き

ワークショップは、日本最大級おでかけプラン検索アプリHolidayの谷 里穂さんの進行により、おでかけプランのためのまちあるきや、プランの発信を行いました。 谷さんからお話を聞きながら、グループワークやどんなおでかけプランを作るのかの作戦会議を行います。 全グループ共通のプランテーマは、『札幌市に訪れる外国人に向けたおでかけプラン』。そのなかで、各グループで「どんな外国人の方へ向けるのか」明確に人物像を描いていきます。 ターゲットが決まったところで、いよいよフィールドワークに出発。狸小路エリアへ! それぞれのグループで、街を歩きながらおいしいものを共有したり、地元のエピソードを話し合ったりすることで新しい魅力を発見することができました。

ランチ

ランチ

お昼は、天使大学で管理栄養士をめざす学生手作りの特製ワンプレートランチ。メニューは

○ゆめぴりかのふっくらごはん
○越冬キャベツの重ね蒸し
○さらさらレッドと人参のマリネ
○寒締めほうれん草とキノコのマヨマスタード炒め
○十勝のチリコンカン
○キタアカリのニョッキ入りクリームスープ
○だるまいものティラミス

ランチの時間はちょっと遅くなってしまいましたが、全員で北海道の魅力を感じることができるおいしくて素敵な時間になりました。

お出かけプラン作成

おでかけプラン作成

ここからはHolidayのアプリを使い、“ターゲット(誰に)”“資源(何を)”“どんな風に伝えるか”を決めて、各自作業の時間。 フィールドワークで撮ったお店の写真や動画、自分のおすすめスポットの紹介などを組み合わせて世界にひとつだけのおでかけプランを作ります。 中身を思わず見たくなるタイトルも重要です。 難しいところはグループの人たちとも相談しあいながら、楽しく真剣に作業を進めていきます。

集合写真

おでかけプラン発表

いよいよおでかけプランの発表。 各グループから選ばれた代表者1名が1分間でプレゼンをします。 最も魅力的なプランは、市内のゲストハウスで紹介されるということで参加者も審査員の三人も、興味津々です。 スイーツを食べ歩くプラン、音楽好きな人に向けてお店紹介…などなど、どれもとても個性的! そのなかで優勝を勝ち取ったのは高校生の女の子が考えたプラン。ビンテージ感あふれる札幌のスポットを地元の人ならではの視点でおすすめしたプラン。統一感のあるテーマが評価された素晴らしいプランでした。

新しい魅力を発見したり人に魅力を伝えることで、「fun」な気持ちや「fan」な気持ちが深まることを実感できた「FUAN」。地域を好きになる、地域を盛り上げるためのひとつのきっかけとなれば嬉しいです。 今後も様々な地域で、多くの人と共に活動を展開していきたいと思います。