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保育所実習(1年)
保育所の役割と機能、子どもの発達過程やかかわり方、保育士の役割などについて具体的に学びます。観察を通して、保育所での生活や年齢による子どもたちの発達の違い、保育士の仕事について理解を深めます。
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施設実習(1年)
児童養護施設、児童自立支援施設、障害児入所施設、障害者支援施設などで実習します。どの施設でも多くの保育士が日々活躍しています。施設における保育士の役割や職務、利用者一人ひとりに応じた援助技術について学びます。
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保育所・施設実習(2年)
1年生の実習を踏まえ、自分でつくった保育計画に基づき保育の実践を行います。子どもとのかかわりや保護者支援について総合的に学びます。保育者としての自己課題を明確にし、今後につなげていくことが重要です。施設での実習も選択できます。
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幼稚園実習
3週間学外の実習協力幼稚園で、園の方針に沿いながらこれまで学修した内容を基に、担任の先生に付いて実習します。自分で指導計画を立てて、現場体験を通して教師としての理解を深めます。幼稚園での「教育実習」は、幼稚園教諭二種免許状を取得するための必修科目です。
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附属幼稚園観察実習・参加実習
1年生は毎週1回、附属幼稚園で子どもたちの姿や保育者の子どもへのかかわりなどを観察する「観察実習」を行います。観察後に、記録に基づいて気づいたことを授業で発表し、レポートの作成にも取り組みます。さらに、8〜9月には保育所実習の事前指導を主なねらいとした参加実習を行います。
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附属幼稚園
参加実習・グループ実習2年生では個人での「参加実習」のほかに、グループでテーマに沿って計画を立て子どもたちに自主性を尊重した遊びを提案する「グループ実習」を行います。自分たちが計画・準備した活動を実践し、振り返るための実習です。
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「んぐまーま」参加実習
「んぐまーま」は地域の親子が集う子育て支援センター。ここに実習生として参加します。保護者の方から育児の体験談を聞かせていただくなど貴重な体験もできます。
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実習報告会
2年生は実習の経験を発表することで、得た学びを確実なものにしていきます。これから実習に臨む1年生にとっては、実習にむけた心得や準備について知る機会になります。
附属幼稚園グループ実習
2年次グループ実習の実施行程
2年次に2回に分けて実施し、5〜6 人のグループに分かれて担当します。
観察・参加実習で附属幼稚園で経験した学びを活かし、子どもたちの発達を考慮して、チーム指導だからこそできる自主性を尊重した遊びを提案します。
自分たちで計画・準備した活動が、子どもにとってどんな意味があるのか、どんな風に楽しめるのか、子どもたちの姿をイメージしながら充分討議し、指導計画をつくります。
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実習の様子。実習生の笑顔の中にも真剣さがうかがえます。
神林 南帆 教諭
(2019年3月 専攻科保育専攻修了)札幌手稲高等学校出身
札幌大谷大学の実習生は、優しい印象の学生や元気いっぱいな学生、静かに寄り添う学生など保育者の卵として、それぞれの個性を感じています。子どもたちとの関わりや行事への取り組みは、学生時代に経験した実習での学びが、今現在も知識として活かされています。
橋本 若奈 教諭
(2018年3月 専攻科保育専攻修了)登別明日中等教育学校出身
実習で真剣な学生の姿を見ると、私たち現場の保育者は力をもらえます。私自身、学生時代の実習で丁寧に指導いただき現在の仕事に活きています。附属幼稚園があることで、自分の力を試せる実習の機会が多いことは学生にとって大きな魅力ではないでしょうか。
鈴木 傑 園長
札幌大谷大学附属幼稚園当園での実習では観察、参加、グループ実習など計画的・段階的に対人援助職としての実践力を高めていきます。幼児とのふれあいから、多くの学びの機会があります。また、保育者の姿にふれ、保育という仕事の魅力を実感できる場となるよう願っています。
んぐまーま参加実習
子育て支援センター「んぐまーま」
保育科学生が子育て支援について学ぶ場として、また地域に開かれた大学の施設として開設。
良質なおもちゃ・絵本を多数そろえ、授乳室や赤ちゃんのお昼寝コーナーもあるスペースです。
「んぐまーま」とは赤ちゃんが初めて発する音声に近い「んぐんぐ」と「ママ」をつなげた言葉です。
詩人・谷川俊太郎さんの絵本「んぐまーま」のタイトルで、谷川さん公認の名前です。
ここで、授乳やおむつ交換を体験するだけではなく、お母さんの育児経験談を聞かせていただく中で貴重なことをたくさん学びます。
山崎 理恵 さん
専攻科保育専攻(2年)倶知安高等学校出身
幼稚園・保育所実習では見られない、家庭や子どもたちの関わりを学ぶことができます。一対一でお母さんやお子さんとコミュニケーションを取るので、調べるだけではわからない子育て支援施設の大切さを学ぶことが出来る貴重な場です。
茨木 京子 さん
子育て支援センター「んぐまーま」スタッフ「んぐまーま」は学生にとって親子と触れ合える貴重な学びの場です。ボランティアや実習に参加する学生の姿からは、”学ぼう”とする意欲を感じています。親子に声をかけてもらったり、赤ちゃんを抱かせてもらったり、学生たちも親子と触れ合ううちに自然と笑顔になっていますよ。