宮城県石巻市
うめばたけこども図書室を
利用している
こどもたちとお泊り会
昨年同様、ブックハント・BBQ・花火をしたあと、隣接する「うめばたけハウス(コミュニティ施設)」で7名の小学生たちと1泊しました。 今回は4年生がコーディネーターを行い、初めて石巻市を訪問する1、2年生をサポートしました。
ブックハントでは8名のこどもたちと一緒に書店へ足を運び、こどもたちそれぞれが購入する1冊を選ぶお手伝いをしました。購入した本はみんなで本の紹介カードを作成し、図書室に飾りました。BBQでは札幌を出発する前に郵送した北海道のジンギスカンを皆で食べましたが、とても好評でした。 夜は、花火と寝る前の時間を通して交流を深めました。怖い話をしたりトランプをしている時に、こどもたちからぽろっと震災の話が出た時には学生が戸惑ってしまうこともありましたが、こどもの笑顔が絶えない楽しい夜を過ごすことができました。 こどもたちとお別れするときには「明日も泊まったらいいのに」と声をかけられ、うめばたけの理事の方にも「また来てくださいね」と言っていただき、今後も活動を継続していきたいと改めて思いました。
(地域社会学科4年 竹次 奈映)
学生たちの感想
安藤 歩美
地域社会学科1年
今回の活動で少しでも東北に住んでいる方々の力になれるかもしれないと思い、お泊まり会に参加しました。このお泊まり会は、私にとって本当に大切な忘れられない思い出です。映像だけでなく、その場に立ってみることで今まで気づくことのできなかったものが沢山あるとわかりました。自分たちが直接かかわり行動し、自分の目で現状を確かめることの重要性を改めて感じた四日間でした。
東 裕龍
地域社会学科2年
私は初めて東北のボランティアに行きました。うめばたけこども図書室でのブックハントとお泊り会は、とても充実していて子どもたちに逆に元気をもらえました。三日目は日和山公園・女川町・大川小学校を回り、被災地のことはテレビや事前に自分で調べたことしかなかったけれど、実際に見てみると想像以上でした。改めて震災の悲惨さを感じたのと同時に、これからも継続して東北との関わりを持つことが大事だと感じました。
石澤 朱里
地域社会学科1年
今回初めて東北に行きました。現地視察で訪れた大川小学校では、現実を突きつけられ悲惨さが伝わってきました。復興が進み新たに建物が出来てきていましたが、やはり被害の大きさが深く爪痕を残している光景もあったので、まだまだなのかなとも思いました。直接自分の目で見ることで事の重大さを知ることができいい経験になりました。これからも携わっていきたいと思います。
神崎 冬夢
地域社会学科2年
今回の活動で一番強く感じたのは継続していくことの大切さです。今回は石巻の子どもたちと深く関わり、参加した子どもの保護者と話をする機会もありました。そこであるお母さんが『こんな元気な娘を見たのは久しぶりです。子どもってやっぱりわかってないようでわかってるんですよね。震災の事とか』とおっしゃっていました。大学生が東北で活動する意義はそこにあるのかもしれないと感じました。これからも活動を続けていく中で、大学生が東北で活動する意義について考えていきたいと思います。