学科長挨拶

  • 社会学部地域社会学科学科長西脇裕之教授
    社会学部 地域社会学科 学科長
    和田 佳子 教授

    地域や人とつながるチカラ

    現代社会には解決を急がなければならない問題があふれています。地域社会学科では、社会にあるさまざまな課題を発見し、その解決方法を学びます。フィールドワークを通して地域の人たちと触れ合い、地域の構造や機能を探求していきます。日ごろの学修で繰り返し学ぶ社会学的思考に加え、アットホームな学風の下、少人数教育によって培われる真のコミュニケーション能力は、将来どこで働くことになっても活かせる一生の財産になります。地域で学び、深く考える楽しさを発見してください。

教育目標

社会学部地域社会学科は、本学学則第1条第2項第3号に定める目的を達成するため、
以下を教育目標とする。

  1. 地域社会の内発的な発展を担う人材を育成する。
  2. 民間部門及び公共部門において、地域発展の中核を担うための行動力と実践力を備えた人材を育成する。
  3. 「地域を愛し、地域を学び、地域を支える」という意識を基本に、キャリア教育を内包した実践的な教育を行う。

三つのポリシー

アドミッション・ポリシー入学者の受入れに関する方針

  1. 大学教育を通じて発展・向上させる能力

    社会学部地域社会学科では、地域社会の内発的な発展を担う人材を育成することをめざしています。そのために、本学科では、社会学の諸分野における専門的知識を修得するとともに、地域社会への参加および調査を中心とした学びを通じて、主体的に課題を発見していく能力、課題解決に向けて貢献する姿勢、多様な人びとと協働して目的達成に取り組むマネジメント能力などの能力や資質を発展・向上させます。また、人間関係や社会のしくみへの洞察力、専門的知識をニーズに応じて活用していける応用力、コミュニケーション能力や社会性など、卒業後の社会で求められる汎用的な能力を向上させます。
  2. 入学者に求める能力

    [知識・技能]
    高等学校での幅広い学習内容を習得し、一定レベルの基礎的な知識と技能を備えていること。
    特に、日本語による基本的な文章を作成する技能を身につけていること。

    [思考力・判断力・表現力]
    高等学校での学習を通して、科学的、論理的な思考力の基礎を身につけていること。
    社会への参加や調査の成果を共有する上での、一定レベルの言語表現能力を備えていること。

    [主体性・多様性・協働性]
    地域社会の課題解決や地域社会への貢献に向けた積極的な態度を備え、地域社会について継続して学ぼうとする強い意志を持っていること。
    多様な視点や価値観を受け入れ、多様な人びとと協働していこうとする姿勢を備えていること。

カリキュラム・ポリシー教育課程の編成及び
実施に関する方針

札幌大谷大学社会学部地域社会学科は、「ディプロマ・ポリシー(卒業の認定に関する方針)」に基づき、学士課程においては「大学共通科目」及び「専門科目」を大きな柱とし、社会学部地域社会学科の教育目標にあわせたカリキュラムを教育内容に則り履修モデルとして体系的に編成します。
教育方法については、講義、演習、実習を効果的に組み合わせ、ゼミ活動などの能動的な学びをカリキュラムの中心とします。
また、学修成果の評価の方法についてはシラバスに示す通りとします。
教育内容については以下の通りとします。

  1. 建学の精神を学び、自己と他者の命を尊重し、豊かな情操を身につけ、知徳の陶冶を図ります。
  2. 社会に対する広い視野を持ち、多様な価値観に配慮できる豊かな人間性を身につけ、特に伝える力を中核とするコミュニケーション能力の育成及び情報を発信し利用する力を身につける初年次科目を配置し学びます。
  3. 専門科目の中でも「ディプロマ・ポリシー(卒業の認定に関する方針)」のために、市民社会と人間関係や社会学基礎、地域社会論などの必修科目を配置するほか、各コースに沿った科目群を通じて、専門的な学びを深めます。
  4. 自らの専門領域を深く学ぶと同時に、様々な領域への理解を深めるために、副専攻制度を設定します。
  5. 少人数制の教育を基本とし、目標達成に向けての主体性や持続性を養うために担任制度と連動したゼミ科目(基礎演習、専門基礎演習、専門演習)を配置します。
  6. 調査研究を通じて社会の現状を分析・考察し、地域社会の課題発見に貢献できる力を養うために、社会調査スキルを体系的に修得する科目群や、社会問題入門・地域実践・地域課題研究などの実践的科目を配置します。
  7. 社会人として求められるコミュニケーション能力や国際性、実践力を養うため、言語表現や情報処理、外国語習得に関する科目、及びキャリア支援科目を配置します。
  8. 北海道に根づく職業人として欠かせない、地域的・国際的視点から現代社会の特徴や課題に関する知識を修得するため、北海道並びに国際社会への理解を深める科目を配置します。

ディプロマ・ポリシー卒業の認定に関する方針

  1. 基礎的汎用的スキル:コミュニケーション能力や課題解決能力など、卒業後の社会で求められる汎用的なスキルを身につけ、ニーズに応じて活用することができます。
  2. 自律性:主体的に課題に取り組み、目標達成に向けて持続的に努力を重ねることができます。
  3. 課題発見・社会貢献性:調査・研究を通じて社会の現状を深く分析・考察し、地域社会の課題発見やその解決に向けて積極的に貢献することができます。
  4. 知識活用:社会人として必要な基礎力を基盤とし、社会学のさまざまな分野における専門的知識を、現実社会のニーズに応じて活用することができます。

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