後期授業の開始について
後期授業の開始について
2021年8月2日
学生および保証人の皆さま
札幌大谷大学・札幌大谷大学短期大学部
学長 千葉 潤
本学では、5月における北海道への「緊急事態宣言」の発出をうけて行動基準レベルを「4(全面制限)」に引上げ、全面的なオンライン授業へ移行しました。
その後、「宣言」解除と「まん延防止等重点措置」への移行を受け、6月中旬以降は、行動基準レベルを「3(一部制限)」に引き下げましたが、原則としてオンライン授業を継続するとともに、オンラインでは充分な学習効果を確保できない実技・演習等の授業の一部については、充分な感染予防策を講じた上で、段階的に対面形式を再開しました。
その結果、前期授業内におけるクラスターや集団感染は発生せず、滞りなく前期授業期間を終了することができました。
感染予防に務めていただいた学生やご家族の皆さまのご尽力に感謝いたします。また、やむを得ない事情により感染された皆さんにおかれましては、一日も早いご回復を祈念いたします。
今後、ワクチン接種が普及することが予想されますが、感染を完全に防ぐものではないことから、後期授業については、前期と同様に、講義系についてはオンライン授業を基本とし、実技や実習・演習系については、引き続き徹底した感染予防措置を講じた上で、状況が許す限り対面授業を継続します。
ただし、その場合、ソーシャルディスタンスを確保するために教室収容率に限界が生じるため、分散授業やオンラインと対面のハイブリッド形式になることがあります。
さらに状況が悪化する場合には、すべての科目をオンラインで実施する可能性も想定しておく必要があります。
また、対面授業のなかで感染者が出た場合にはただちにオンライン授業に切り替えることになります。
以上を踏まえ、後期授業科目の開講形態を決定してまいります。
科目ごとの開講形態については、前期同様、授業開始前までにclassroomにおいて周知されますので必ず確認するようお願いいたします。
現在の首都圏での感染拡大は明らかに第5波の到来を実感させるものであり、夏休み期間中には全国的な人流の増大が見込まれる以上、今後も引き続き、感染予防対策の継続と徹底が求められます。
保護者の皆さまにおかれましては、本学の新型コロナウイルス感染症対策への取り組みと学生の皆さまの学習権保障の取り組みにご理解をいただき、今後ともご協力を賜りますよう、重ねてお願い申しあげます。