本学卒業生がハンガリー国立歌劇場の合唱団に合格しました
本学卒業生の吉田真樹子さん(平成23年度 音楽学部演奏コース(声楽)卒業)が、ハンガリー国立歌劇場の合唱団に合格しました。今後はオペラ公演の際に合唱団として出演します。今年度、日本での公演も予定されており、今後更なる活躍が期待されます。
吉田 真樹子さん(ソプラノ)
略歴:恵庭市出身。札幌大谷大学音楽学部演奏コース(声楽)卒業後、リスト音楽院オペラ科マスターに入学。卒業後、同大学のパートタイム制として在籍。帰国後、平成29年2月に日本演奏連盟の新進演奏家育成プロジェクト オーケストラシリーズに出演(札幌)、平成29年8月よりハンガリー国立歌劇場の合唱団所属予定
<本人インタビュー>
この度、ハンガリー国立歌劇場の合唱団員に合格し2年契約で働く機会を得ることができました。今年9月からは公演やリハーサルといったオペラ漬けの毎日で多くの事を学び吸収したいと思います。
これまでにお芝居やクラシック・バレエなど異なる分野を長く勉強してきた私は20代なかごろに音楽を始めました。決して早いスタートではありませんが、今まで回り道をして得た様々な経験は今の私の演奏に生かされていると思っています。
今回、様々なオーディションの情報収集をしてきた中で、幸運にもハンガリー在住の札幌大谷の先輩(声楽)から歌劇場の合唱団員募集のお話を教えていただきました。また、ハンガリーへの留学も札幌大谷で得たご縁のおかげでした。
在学中からお世話になっている三山先生、留学の基盤を作ってくださった谷本先生、また卒業後も暖かく見守り応援してくださる千葉先生やたくさんの先生方に囲まれて学べたことをとても幸せに思います。札幌大谷が私に与えてくれたものは本当にかけがえのないもので、感謝の気持ちでいっぱいです。
今後もヨーロッパで勉強を積み重ね、いつか日本で、札幌でクラシック音楽の普及に貢献できるよう頑張りたいと思います。
1:日本国際交流基金主催のチャリティコンサート カーテンコールの様子
2:オペラ試験の様子 グルック作曲 オペラ:オルフェオとエウリディーチェ/ キューピッド役