2024/07/10 社会学部地域社会学科 お知らせ

大学生向けの消費者教育:被害者にも加害者にもならないための3つのポイント

2024年6月24日(月)と6月27日(木)、社会学部1年生と2年生を対象に、消費者支援ネット北海道(ホクネット)事務局長であり弁護士でもある原琢磨先生が「被害者にも加害者にもならない3つのポイント」という演題で講演を行いました。

【講演の内容】
契約とクーリングオフ:契約の際には注意深く内容を確認し、クーリングオフ制度を理解しておくことが重要です。自分が被害者にならないために、契約前に必ず確認しましょう。

加害者にならないためのポイント:加害者にならないためには最低限の法律や社会の知識が必要です。また、加害者になってしまったら(なりそうだ)まずは、身近な人に相談しましょう。それだけで問題の大半は解決に近づいています。信頼できる相談窓口を知っていることは武器になります。

退去時の写真撮影と証拠の重要性:一人暮らしをしている学生にとって、退去時の写真撮影は重要なポイントです。証拠を残すことでトラブルを未然に防げます。

学生の感想として以下のような内容がありました。
「とても大事なことを理解できました。自分には分かっていなかったことが理解できたのは本当に良かったです。」
「日頃から自分が被害者になるかもしれないし逆に加害者になるかもしれないことが転がっているなと思いました。」
「18歳になり、未成年者取消権を失ったということをしっかり自覚し、詐欺に引っ掛からないように今日の授業で学んだことを活かし気をつけていきたいと思いました。」

大学生活をスムーズに過ごすために、消費者教育の知識を身につけましょう。