2018/09/20 社会学部地域社会学科 お知らせ

ロシア少年少女日本訪問団の子どもたちとの交流ワークショップの受け入れ・企画しました。(平成30年7月6日)

ロシアの子どもたちの初来日を楽しんでもらえるよう、日本の伝統行事「七夕」をテーマに、それぞれの得意分野に分かれプログラムを考えました。

【アイスブレイク】

まずはじめに、お互いに自己紹介タイム。子どもたちは日本語が、私たちはロシア語ががわからないため、お互いに名前の音を聞きあって、それぞれの国の言葉で名札を書いてあげます。何度も繰り返し聞いたりするなかで、自然とコミュニケーションがとれていきます。

 

【紙芝居】

次に、保育学科の学生による七夕の伝説についての説明です。登場人物や「笹」など、キーワードにロシア語字幕をつけて紙芝居の読み聞かせをしてくれました。

通訳の方の言葉とロシア語で書かれたキーワードを目で追いながらの子どもたちの頷きを確認しながら、伝えていきます。

そのあとは、2チームに分かれながら、七夕をテーマに日本文化を体験してもらうコーナーを企画!

 

【習字体験】

習字体験ではまず、書き順や、用具の名前などがわかるようにイラストを描いた画用紙でレクチャー。教わったあとは実際に筆に墨をつけて「七夕」の文字を書きました。

 

【折り紙体験】

折り紙体験では織姫や彦星を折り紙で作っていきます。

実際に折って見せたり、指さしなどのコミュニケーションを通して折り方を教えます。

折り紙と習字作品は、お土産としてプレゼントしました。

 

【短冊】

七夕といえば短冊にお願いごと。最後はみんなで短冊を書きました。本物の笹と手作りの笹を組み合わせて、室内でも楽しめるよう工夫しました。恋愛のお願いもあったりなかったり…⁉

はじめはみんな言語が違うことに緊張していましたが、いざ交流をすると時間があっという間で楽しかったです。

最後には子どもたちから歌のサプライズプレゼントもあり、フィナーレまでとても盛り上がりました。

どうしたら相手にうまく伝えられるのか。個人個人で苦労や工夫をし、日本(地域)のことについて伝えるには、まずは自分が知り、理解を深め、工夫して伝えていくことが大切だということを学びました。