3年間にわたる社会学部の千歳地域貢献活動が一段落しました
3月23日(土)、札幌大谷大学社会学部の1年生4人が、北海道大学、千歳科学技術大学、北海道文教大学の学生ボランティアたちと一緒に企画したイベントを開催しました。
2016年に始まり、3年間続いた社会学部と千歳市仲の橋通り商店街振興組合との連携事業の最後のイベントとなりました。
イベント名は、「似顔絵アートマジック―これであなたも漫画の主人公」。
会場の千歳市幸町の複合施設「ちとせタウンプラザ」で、漫画研究会に所属している美術学科の学生が、来場者の似顔絵を描くイベントです。
描いた似顔絵を来場者の言い値で買ってもらうことで、実際の買い手目線からの評価を受けてみるという実験でもありました。
このイベントは、昨年11月から始動した「千歳市中心市街地活性化促進プロジェクト『学生の知と技をリアルビジネスの活性化に結びつける地域創生マーケティング』ワークショップ」の事業の一つとして実施。
来場者には、学生と個店主がワークショップで構想を練ったチラシを配布し、イベント開催から初来店への集客導線が機能するかどうかを検証しました。
また、社会学部の学生たちが関わったマーケティングワークショップの成果物として、ビデオインフォマーシャルの制作というプロジェクトも実施しました。
このプロジェクトは現在も進行中です。
美術学科メディア表現領域の学生たちが、個店の経営者を取材し、そのすばらしさを伝えるビデオの制作に取り組んでいます。
完成は5月ごろになる予定です。
これらのプロジェクト以外にも、学生有志団体「まちけん」に所属する学生と、タウンプラザのまちライブラリーとのコラボで「FUAN」という街歩き活動を行い、札幌と千歳の共通点や違いを検証してみたり、地域貢献を通じて様々な学習活動を行ってきました。
千歳仲の橋通り商店街との連携も、このビデオインフォマーシャルの完成をもって完了する予定です。