社会卒業生

社会と自分との
つながりを実感。
人から学び、人に伝えていく。

木村 優美 さん

地域社会学科 2016年3月卒業

札幌市職員(2016年4月入庁)

札幌月寒高等学校出身

ひとから話を聞く力。

イベント企画などを行う学生団体での活動、フィールドワークでの研究、卒業研究を経て、この学びを生かせるのは「札幌市職員」だと思い就職しました。入庁当初は、生活保護に関わる保護課の配属でした。その人がどんな支援を必要としているか、適切に判断するためには、生活状況の聞き取りが欠かせません。人から聞き取る力が必要で、そして人の生活のために支援していく仕事だと思います。フィールドワーク、ゼミや卒業研究で実施したインタビュー調査はとても生かされています。

社会で生きるスキルを
実践で身につける。

また現在の公文書館での仕事も、根拠やその必要性について適切に表現していかなければなりません。ここでは、ひとに伝える力が必要でした。こういった他の誰かから聞いて考える、誰かに物事を伝える、という力は大学の文章表現の授業を通して培ってきた基礎がとても役に立っています。またフィールドワークの授業や学生団体での活動で商店街の方々へインタビューした経験は、その基礎を実践できる場として自分の成長につながりました。特に商店街の方々は、「大学生」ではなく「大人」として接してくださり、当時は厳しく感じましたが、今となってはとても感謝しています。札幌大谷では社会と自分とのつながりを知ることができ、社会にはどのような仕事があるか、学びながら将来の道筋をつくっていける大学だと思います。

地域社会学科
2023年度(2024年3月卒業生)
就職率

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